望遠レンズ

ビオラ

kobonさんから質問のあった、望遠レンズの使い方に付いて、私なりの考え方を書こうと思います。私の考え方、撮り方、被写体自体があまり人が撮らないので、皆様の参考になるか疑問なんですがね。まぁ〜書きます!
望遠レンズは基本的に使いたく無いんです。広角レンズで撮るのが基本なんですが、広角レンズはボケが少ない(少ししかボケない)為、被写体自体が綺麗でなければなりません。私は主に風景写真を撮っていますが、広角レンズで自然の野山を撮ろうとしても、どこかに人工物が入ったり、また自然物でも構図的に気に入らない風景が入ってしまいます。そこで広角レンズで気に入らない物を削除していく為に近くによるんですが、物理的に無理な時、望遠レンズを使います。どうしても広角で撮れない時に、初めて望遠レンズを手にするんです。望遠レンズはピントの合っているとこはクリアーに写り、それ以外はボケます。そのボケを使い、気に入らない所(構図的、人工物)をボカして隠してしまいます。ただ望遠レンズで遠くの被写体を大きく映すと言う事は、その間の空気中の水蒸気やゴミを一緒に映すと言う事で、どうしても汚くなってしまいます(クリアーに撮れない)。だから望遠レンズは使いたく無いんです。使う時は出来るだけ短い望遠レンズを使うようにします。現在ではズームレンズがほとんどで、自分が動かないで(近くに行かないで)ズーム(望遠)を使い画質を悪くしているんです。と、ここまでは一般的な被写体の写真の撮り方、レンズ選択の考えかたです。明日はボケに付いて書きます。
写真は植物園でビオラです。
カメラ:α-7DIGITAL  レンズ:90mm接写レンズ
AEオート:F-2.8  S-1/60秒  焦点距離(35mm換算)135mm
「今日の天気:晴れ」