望遠レンズによるボケ

ススキ

昨日の続きです。「ボケ」に付いてを書く前に、昨日書くのを忘れていたんですが、レンズは大きく分けて広角、標準、望遠の3種類が有ります。標準レンズは焦点距離45mm〜50mmのレンズで人が見た時とほとんど同じと言われています。その焦点距離の短いレンズを広角レンズ(W)と言い、長いのを望遠レンズ(T)と言います。
「ボケ」ですが、写真では理論的に焦点が合っているのは一点だけで、後はすべてボケているんです。広角レンズでもボケているんです(パンホーカス、レンズ付きカメラも同じです)が、ボケが少なくってわからないだけで、焦点距離が長くなるにしたがってボケが大きくなって来るのです。また絞り値が少ない(明るいレンズ)ほどボケますし、ピントの合ったところから離れた所ほどボケます。この「ボケ」の出方で綺麗なボケだとか汚いとか言うんですが、現在販売されている明るいレンズ(F2.8以下)で絞り解放にして、被写体(撮りたい物)の前後を長くとると綺麗にボケます。ただ前後(前景、バック)を長くとっても、そこに黒い物(枝、石、その他)が有ると如何しても汚くなります。
現在のカメラでは、綺麗に撮る事はそんなに難しい事はなく、誰でも簡単にAF(オートフォーカス)でピントの合った綺麗な写真が撮れます。ピントが甘いとか、何かハッキリしないなんて言うのは、ほとんど手ブレによるものです。三脚を使えば先ず大丈夫なんです。後、ホーカスエリアを被写体に直角になるようにすると完璧です。これは一眼レフからバカチョン(レンズ一体型)まで一緒です。
で、私の写真ですが綺麗に撮る、クリアーなピントの合った写真なら三脚でガチガチに固めて、思いっきり絞り込む(絞り込み過ぎるとダメ、一絞りの余裕)、ミラーアップ(出来る機種)して、シャッターを押す。これなら誰でも綺麗な?写真が撮れます。一昔前(現在でも?)はこんな写真でないとコンテストに入選しませんでした。少しピントが甘くっても、ボケていても、雰囲気のある綺麗な写真を撮りたくって(部屋に飾れる写真)ボケた写真を撮るようになったんです。続きはまたいつか書きます。こんなん書きだしたら止まらん様になるんで、いつもの私に戻ります!写真全般に付いてご質問があれば、いつでも言って下さい。私考ですがお答えします。
写真ですが曽爾高原のススキです。やはりボケてます!
カメラ:α-9 レンズ:80〜200mm(PL) フイルム:フジ、ベルビア
AEオート:F-2.8 S-? 焦点距離150〜200mm
「今日の天気:晴れ」