イチョウ

イチョウ

昨日、ゆっくりとイチョウについて書きますって書いたんですが、そのうちにって考えてたらいつになるか分からないんで今日かきます。イチョウを漢字で書くと銀杏または公孫樹と書きます。どちらでも良いんですがね、銀杏はギンナン(実)で私は勝手に公孫樹が木やと思っています。中国原産で日本には13世紀頃に来たんですがイチョウの古木には樹齢1000年とか中には2000年とか書かれています?。(日本原産説も有るんですがね)
イチョウを広葉樹やとほとんどの人が思ってるんですが、実は針葉樹です。そして雌木と雄木があり雌木にしかギンナンはなりません。雄木は花粉をだすだけなんですが、2〜3km四方に一本あれば雌木は受粉します。厳密には受粉では無く受精します。なぜ受精かと言うと、雄木の花粉が雌木のメシベに受粉すれと、その中で花粉が育ち精虫(精子)になり自分で動いて卵細胞に受精するんです。何か植物と動物の中間みたいな木なんです。初期の人の人工授精の研究にイチョウが使われたのは有名な話です。ギンナンと同じ受精をするのがソテツだけなんです。それからイチョウ一族は170万年前のジュラ紀に最盛期をむかえ現存しているのはイチョウ一種だけで「生きた化石」と言われています。そして近年、葉はアルツハイマーに効くとかでヨーロッパで研究されています。イチョウって偉いんです!
と言うことで、今日の写真は「公孫樹」です。
「今日の天気:晴れ」