羽根つき

層雲峡にて

羽根つきって、たしか私が小学生のころにした記憶が有るんですが、現代でもやってるんかな?
飾りの羽子板はまだ見かけるんですが、羽根つきの羽子板は見かけた事が無いんです。今でもどこかで売ってるんかな?テレビのCMでは今年もやってましたけどね、羽根つきは無くなってしまったんですかね。テレビCMでも羽を落とした人が罰ゲームで顔に墨を塗られてたんですが、何で墨なんやろって少し調べてみました。
まず「羽根」なんですが、ムジロジの実に鳥の羽をつけた物です。ムジロジは「無患子」と書きます。本来、羽根つきは羽根を落とさないように長く打ち続けるもので、子供の無病息災を祈る神事やったんです。羽根は害虫(蚊)を食べるトンボに見立てて空高くトンボを飛ばして害虫や病気を食べたもらうって意味なんです。
そうそう、羽根を落としたら何で顔に墨なのかですが、黒い墨は魔除けの意味が有り羽根を落とした子供に病気が来ないように墨を塗って身を守ったんです。昔の遊びは羽根つき一つにしても偉いですね。感心しました!
写真ですが今日も寒い北海道の山の写真です。(撮影時-5度でした)
明日にでも、どこかの植物園の温室に行って綺麗な春の花を先撮りしてこようかなって思っています。
「今日の天気:晴れのち雨?」